2015年10月6日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-56)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が9月29日付で更新情報を出しています:

以下に内容をまとめます:
  • 9月末日現在、微弱ながら2つの観測装置に直接波近似変動、別の2つの観測装置に特異状態が継続。

  • 前兆は第8ステージに入っていると認識。

  • 前兆が完全終息に至っていないことから、10月初旬の対応地震発生は考えにくい。10月13日前後、あるいは11月13日前後か。

  • 継続中の前兆が10月上旬中に完全終息した場合、11月の対応地震発生は考えにくく、10月14日±2日に発生の可能性。10月10日を過ぎても前兆が継続している場合は、11月13日前後の可能性。

  • この前兆(No.1778前兆)は2008年7月に始まり7年3ヶ月継続。歴代最長の前兆。これまでの最長は2008年6月に発生した「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」(M7.2)で、前兆が3年3ヶ月続いた後に地震発生。

  • 9月17日にピークが現れた火山帯近傍地震前兆については、10月14日前後に対応地震が発生する可能性。推定震央領域としては、長野県西部から岐阜県、石川県、福井県が示唆され、No.1778前兆の推定震央領域の一部と重なる(上記PDF資料の地図参照)。両者の推定時期、領域が重なることから、この火山帯近傍地震前兆はNo.1778前兆の別形態前兆である可能性あり。

推定発生日 10月14日±2日(10月上旬に前兆終息の場合)
11月以降 (10月上旬に前兆が終息しなかった場合)
推定発生時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±2時間
推定震央領域 兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、福井県、滋賀県、三重県、岐阜県、愛知県、石川県南部、富山県南西部、長野県南西部、静岡県西部
(上記PDF資料の地図参照)
推定規模 M7.8±0.5
陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後)


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