2014年4月15日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-33)


4月11日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-32)」の続報です。

八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を4月14日付で出しています。これほど短期間で更新情報が出されるのは珍しいことです:

情報の内容を一言でいうと、ステージ7前兆群が徐々に減衰しているということです。現在、前兆が現れているのは5つの観測装置(CH:チャネル)ですが、そのうちで前兆が継続出現しているのは2つ、前兆が断続的に現れているのは1つ、静穏化傾向が現れているのは2つとなっています:

観測装置 前兆の現状
CH16 継続中
CH17 静穏化傾向 (4月8日から静穏基線を長時間記録するようになった)
CH20 断続的に継続中
CH21 継続中 (ただし、今年3月に4年ぶりに静穏基線が長期間継続出現した)
CH23 静穏化傾向 (4月11日から静穏基線が出現し始めた)


現時点での串田氏の予測をまとめると以下のようになります。ただし、「とにかく前兆完全終息が重要です。それまでは(地震)発生の可能性は考えられません」、「5月に入っても前兆継続の場合は実際の前兆終息を確認して第7ステージの示す時期を計算します」という点に留意願います:

推定震央 福井県、滋賀県、三重県、奈良県、兵庫県南東部、大阪府北部、京都府南部、石川県南部、岐阜県西部、愛知県西部を含む領域のどこか
(上記PDF文書に地図あり)
推定規模 M7.9±0.3 (陸域の浅い震源)
推定前兆終息日 4月29日±
推定発震日
(または次のステージへの移行時期)
6月27日± (早い場合)
推定発震時刻 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間


なぜ、地震発生の月日だけでなく時刻までが推定できるのかについては、「近畿圏中心領域大型地震 (続報-28)」をお読みください。

4月29日と6月27日は新月です。


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