2016年9月26日月曜日

小惑星 2016 SJ が地球に接近・通過


9月22日午前3時28分(日本時間)、小惑星〝2016 SJ〟が地球に 0.39LD まで接近しました(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は9月22日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は 約7m と推定されています。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は、秒速13.7km(時速約4万9000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2016 SJ7 9月22 03:28 0.39


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2016年9月24日土曜日

ボラが列をなして海へ移動 ― 韓国の地震前


9月12日夜、韓国で同国の観測史上最大規模の地震が発生しましたが、その10日前、震源に近い蔚山市内を流れる太和江(地図)で、ボラが列をなして海に向かって泳いでいたとのこと(写真)。「ボラが海へ泳いでいくのは一般的な現象だが、一列になっているのは初めて見た」(淡水資源センター研究員):

ボラの群れは珍しくもないし、列を作るのも川幅や流れによってはありかなと思いましたが、写真を見て驚きました。


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富山県東部で群発地震 (続報-2)


9月20日にほぼ1日間、地震の発生が中断しましたが、その後は元の発生頻度に戻っています。さらに9月21日からは、これまでの発生領域から北東に少し離れた場所でも地震が頻発しています:

余談: 富山地方気象台はなぜ解説資料のファイル名を頻繁に変えるのでしょうか。
  1. 今回の群発地震について9月16日付で最初の解説資料を出したとき、その資料は〝kaisetsu-1.pdf〟という名前でした。
  2. 9月20日付で解説資料第2号を出したときには、第2号の名前が〝kaisetsu-1.pdf〟で、前の資料(第1号)は〝kaisetsu-2.pdf〟に改名されていました。
  3. そして今回、9月23日付で解説資料第3号が出されましたが、その名前がまたもや〝kaisetsu-1.pdf〟で、第2号は〝kaisetsu-2.pdf〟、第1号は〝kaisetsu-3.pdf〟に改名されています。

こういうことをされると、解説情報が出されるたびに過去のブログ記事のリンク先を修正しなければなりません。富山地方気象台がなぜこのように煩雑で誤りが生じやすいことをするのか、理解に苦しみます。おまけに、同気象台のトップ・ページでは第3号のリリース日が第2号のリリース日(9月20日)のままになっています。


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おんぶ政務官と韓国大統領


被災地の視察で、日本の場合は政務官が批判・叱責され、韓国の場合は報じた新聞の方が炎上したようです:

蔵王山で火山性微動・火山性地震 (続報)


蔵王山(地図)では、昨日に引き続き今日(9月23日)も火山性微動が1回発生しました。継続時間は約2分23秒。火山性地震も1回発生しています。地殻変動は観測されていません:

今日(23日)、現地調査が行われましたが、「御釜及び御釜周辺に噴気及び地熱域はみられませんでした」、「丸山沢の地熱域や噴気の状況、振子沢の状況は、前回(2016年8月23日)と比較して特段の変化は認められませんでした」とのことです。


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2016年9月23日金曜日

房総半島沖三重会合点付近で地震連発


9月22日から、房総半島沖の三重会合点付近で比較的規模が大きく震源の浅い地震が次々に発生しています。今朝9時14分ごろにはM6.5(USGSはM6.3)が発生し首都圏などで有感となりました。9月17日にM4.6が発生したのが一連の地震の始まりだったようです。

Credit: USGS (クリックで拡大)


2016年9月22日木曜日

蔵王山で火山性微動・火山性地震


9月22日、蔵王山(地図)で火山性微動(継続時間約3分)と火山性地震が発生しました。微動の発生は8月22日以来。微動の前に火山性地震が6回発生しました。地殻変動は観測されていません:

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熱移送説と韓国の地震


角田史雄・埼玉大学名誉教授の唱える熱移送説によると、韓国で起きた地震は「九州の鹿児島県から長崎県を通って韓国の済州島に至る断層帯がある。これに沿って熱エネルギーが伝わり、朝鮮半島南部の地震を起こした」という解釈になるのだそうです:

地図で確認すると分かるのですが、鹿児島県→長崎県と長崎県→済州島では方向が90°近く違っています。そんなに曲がっている断層帯があるものでしょうか。さらに、済州島→今回の地震が起きた朝鮮半島南東部までは鋭角に曲がる必要があり、非常に遠回りなルートになります。とにかく、「熱エネルギーは現時点で済州島まで到達している。問題は、その後、韓国国内で熱エネルギーがどのように伝わっているかである」とのこと。納得できる説明ではありません。

記事の主旨は、日本の地震学界はプレート説に拘泥しすぎているということのようですが、だからといって、上記記事の執筆者が傾倒している熱移送説がその代替になると考えるのは早計でしょう。

記事にはプレート説について以下の様な記述がありますが事実なのでしょうか:
上田誠也・東京大学名誉教授は)プレート説研究の第一人者とされる。日本国内にプレート説を広めた最大の功労者の1人であるとも言われている。だが、1990年に定年退官した後、「マントルはプレートを引っ張れるほどの粘着力はない」としてプレート説に関して否定的になっているという。

なんとも驚くべき話だが、 師匠である上田氏がプレート説から“転向”したにもかかわらず、現在の地震学者たちは相変わらずプレート説に固執したままである。

今のところ確認できるような資料は見当たりません。


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NASAがエウロパについて記者会見を設定


米国東部夏時間9月26日午後2時(日本時間27日午前3時)から、NASAが「(木星の衛星)エウロパの地下に海洋が存在することに関係するとみられる活動の驚くべき証拠」について記者会見をするとのことです。ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された画像から何らかの証拠が見つかったようです:

木星の衛星エウロパには、氷で覆われた表面の下に厚さ15~20kmに達する液体の海があり、なんらかの生命が存在している可能性があると考えられています。

記者会見に出席する専門家のリストには生命現象に関する人物は含まれていません。


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2016年9月21日水曜日

急カーブして消滅した台風16号


きのうは私の住んでいる関東地方に台風16号が近づいてくるというので、室内に置いている気圧計を時々チェックしていました。いつもなら台風が接近してくるにつれて徐々に気圧が下がるのですが、きのうは逆に少しずつ気圧が上昇しました。おかしいなと思っていましたが、台風は静岡県の手前で急に南に進路を変え、午後9時ごろには東海道沖で温帯低気圧に変わっていたのでした。

出典:気象庁ホームページ
(http://www.jma.go.jp/jp/typh/1616.html)

予報ではまっすぐ東進して関東地方を通過することになっていたのですが、なんとも不自然な急カーブです。あたかも、東海地震の想定震源域に入るのを嫌ったか、あるいは沖合の震源に吸い寄せられたかのようです。


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