2018年1月17日水曜日

ササが開花 ― 愛媛県西条市


1月3日、愛媛県西条市下島山(地図)にある「風の丘墓地公園」で、ササが開花しているのが見つかりました。「ササの花は数十年周期で咲くとされており、イネ科で初夏に開花するのが一般的」:

地図で見てのとおり、開花した場所は中央構造線の真上です。昨日の「市街地の川にボラ(イナ)の大群 ― 徳島県徳島市」の件も同様です。

昨年5月以降、日本各地でササや竹が開花しています。下の記事リストをご参照ください。


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2018年1月16日火曜日

市街地の川にボラの大群 ― 徳島県徳島市


12月末から、徳島県徳島市中心部を流れる新町川(地図)などに大量の魚の群れが現れています。ボラの幼魚のイナとみられています。「水質に影響があるとは考えていないので今のところ調査は行わない」(徳島県河川整備課):

動画では、「幼魚」というよりも、かなり大きな魚のように見えます。


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霧島山(新燃岳)で火山性地震急増、火山性微動も


「新燃岳火口付近を震源とする火山性地震が昨日(15日)は122回、本日(16日)10時までは220回と増加し、振幅のやや大きな地震も時々発生」:

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リュウグウノツカイのような雲


飛行機雲だと思われます。撮影場所など、詳細はわかりません:

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小惑星 2018 AG4 が地球と月に接近


小惑星〝2018 AG4〟が、1月17日から18日にかけて地球と月に接近します。

この小惑星は、1月14日に発見されたもので、アポロ群に分類され、直径は 17~39m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 AG417~39 (地球)1月17日 19:41
 (月)1月18日 04:55
1.40
2.02
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速9.2km(時速約3万3000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2018年1月15日月曜日

2つの小惑星が地球と月に接近・通過


(1月17日、最新情報にもとづいて 2018 AT2 の推定直径と月への接近時刻を修正しました。)

1月12日に発見された2つの小惑星〝2018 AT2〟と〝2018 AS2〟が、地球と月に接近しました。

〝2018 AT2〟はアポロ群に分類され、直径は 8~17m 7~16m と推定されています。発見の前日の1月11日に地球と月に接近していたことが、軌道計算の結果、明らかになりました。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。最接近時の地球との相対速度は秒速7.2km(時速約2万6000km)と計算されています。

〝2018 AS2〟はアテン群に分類され、直径は5~11mと推定されています。最接近時の地球との相対速度は秒速7.7km(時速約2万8000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 AT28~17
7~16
(地球)1月11日 10:10
 (月)1月11日 15:50
 (月)1月11日 15:49
1.83
2.71
2018 AS25~11 (地球)1月14日 20:18
 (月)1月15日 06:32
1.16
1.10
(1LD=地球から月までの平均距離) 

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2018年1月12日金曜日

リュウグウノツカイ捕獲 ― 京都府宮津市


1月11日、京都府宮津市沖(地図)の若狭湾に設けられた定置網に、深海魚のリュウグウノツカイがかかりました。体長5.15mの大物。「年配の漁師も、こんなにでかい深海魚は初めて見たと言っているよ」(栗田漁業生産組合)、「研究者の皆さんも『5メートル!!』と驚いていた」(丹後魚っ知館):

1月6日には、神奈川県二宮町沖の定置網にリュウグウノツカイがかかっています:

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オウギハクジラ漂着 ― 北海道留萌市


1月10日、北海道留萌市瀬越町(地図)の海岸に、オウギハクジラ属のクジラが漂着しているのが見つかりました。写真から判断して体長約5m:

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木星の衛星エウロパとプレート・テクトニクス


木星の衛星エウロパにもプレート・テクトニクスが作用しているとする証拠が増えています。プレート・テクトニクスは地球や火星のような岩石型惑星にとどまらず、氷で覆われた天体でも生じうる、宇宙ではありふれた普遍的な現象、という認識が一般的になるかも知れません:

上のUPIの記事をまとめます:
  • 木星の衛星エウロパにもプレート・テクトニクスが作用していることを示す追加の証拠が見つかった。エウロパの氷の地殻でもプレートの沈み込みが生じうる。

  • これまでの観測では、地球の中央海嶺で起きている海洋底の拡大と同じように、エウロパの表面でも氷の地殻の拡大が生じていることが明らかになっていた。問題は、拡大して余剰になった氷がどこへ行っているのか、だった。

  • 科学者たちは、エウロパの氷の地殻の下に存在する海洋は、生命をはぐくむ条件を満たしていると考えている。プレートの沈み込みの存在は、海洋中の微生物が必要とする化学成分をエウロパの表面から運び込むことになるので、生命が存在する可能性を高める。

  • 地球のマントルでは、温度と密度の違いが沈み込みの原動力になっている。冷たく密度の高いスラブがマントルの中へと引き込まれていく。

  • 岩石と比べると、氷は非常に溶けやすい。エウロパでは、表面の冷たい氷の層が下にある氷の層に沈み込んで行ってもすぐに暖まってしまう。密度の差はすぐに解消して、沈み込みは止まってしまう。

  • エウロパでは、塩分の密度の勾配が沈み込みが生じる原因となっている。塩分の分子が重りのように振る舞い、氷のスラブをより深く長い沈み込みへと引き込んでいる。

  • これまでの観測は、エウロパの表面の塩分濃度にはばらつきがあることを示唆している。地下の海洋中の湧昇流によって塩分濃度の勾配形成が促進され、氷火山の活動(cryovolcanism)によって塩分を含んだ海水がエウロパの表面に撒き散らされていると考えられる。

  • 研究論文を "Journal of Geophysical Research: Planets" に発表したブラウン大学の Brandon Johnson 氏は次のように語っている ―― 「地球以外の場所でもプレート・テクトニクスが作用しているかも知れないと考えるのはとても魅力的なことです。」

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2018年1月11日木曜日

奇妙な岩


AGU(米国地球物理学連合)のブログから。英国シェトランド諸島ラーウィック(地図)で、地元の岩石蒐集家の庭にあった岩を撮影したもの。成分が非常に異なる2つのマグマが混じり合う過程で固まったものだそうです: