2017年11月24日金曜日

震源は地熱発電所から500m ― 韓国・浦項地震


11月18日付「浦項地震 ― 韓国」の続報です。

11月15日に朝鮮半島南東部で発生した浦項地震の震源は、当初の発表より浅く3~7km、震央も南東に1.5kmずれて浦項地熱発電所から500mの位置だったとのことです。

「一部の学者は、地熱発電所が地下4.3キロメートルまで掘削して水を注入しており、断層を弱め、地震を誘発したのではないかと主張」、一方、韓国気象庁は現地調査が完了するまではわからないとの立場をとっています:

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自閉症のアマチュア気象予報士がカリフォルニア州の大地震を警告


昨年11月15日付「自閉症のアマチュア気象予報士がNZの地震を警告していた」で紹介した、カナダ在住のフランキー・マクドナルドさんが再び話題になっています。今回は、11月21日に投稿した YouTube 動画で、数週間以内にカリフォルニア州でマグニチュード 7.0 以上の大地震が起きると警告しています。初めて彼の動画を見る方は、彼の風貌と絶叫調のしゃべり方に驚かれるかも知れません。彼のチャネルのフォロワーは1年前の10万人から現在は15万6000人に増えています:

カリフォルニア州では、先週、サン・アンドレアス断層の一部の区間で、M4.6を筆頭に百数十回の群発地震が発生し、住民の不安が高まっています。


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2017年11月23日木曜日

ヨーロッパ上空に放射能雲 (続報)


11月12日付「ヨーロッパ上空に放射能雲」の続報です。

ロシアかカザフスタンが汚染源と推定されていましたが、ロシア政府は一貫して否定。ところが「今月21日、同国気象庁が気象観測データを発表し、『9月下旬から10月半ばにかけて、ウラル山脈周辺の川や貯水池で極めて高い放射性物質による汚染を確認した』と認めた」、「一方、発生源と見られるチェリャビンスクの工場を運営するロシア国営の原子力企業ロスアトム(ROSATOM)の責任者マキシム・ヤコヴェンコ氏は (中略) コメントを発表し、同社の関与を全面的に否定している」:

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2018年は大地震が急増する (補足)


11月20日付「2018年は大地震が急増する」の補足です。

わかりやすい日本語の記事がなかなか見つかりませんが、以下の Forbes Japan の記事はどうでしょうか:

以下の記事には、地球の自転減速と M7 以上の地震件数の相関関係を示すグラフが掲載されています。青い線が M7 以上の地震件数、赤い線が地球の自転の減速度を示しています。赤い線は右方向に5.5年分ずらしてプロットされています:

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「サーヤの法則」の再発動はあるか? (続報)


結婚式までの日取りが発表されました。最初は来年3月4日の「納采の儀」です。この日の前後に弔事や大きな災害が起きなければよいのですが。「サーヤ」の時には、翌日に福岡県西方沖地震(M7.0、最大震度6弱)が発生しました。また、14年7月4日におこなわれた三笠宮家・千家家の納采の儀では、7月12日に福島県沖の地震(M7.0)が発生しています:

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キンメダイ不漁 ― 静岡県下田市


静岡県下田市の下田港(地図)で、深海魚のキンメダイが不漁となっています。黒潮の流路の変化が原因とされていますが・・・:

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2017年11月22日水曜日

韓国の地震は「スーパー南海地震」の予兆?


「東京五輪をやっている場合じゃない」そうです:

高橋学氏(現在は立命館大学・環太平洋文明研究センター教授)は、不安を煽るような発言(放言)を週刊誌上で何度もしています。以下の「関連記事」はその例です。


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小惑星 2017 WW1 が地球と月に接近・通過


11月22日朝、小惑星〝2017 WW1〟が地球と月に接近しました。

この小惑星は11月20日に発見されたもので、アポロ群に分類され、直径は 3~7m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 WW13~7 (地球)11月22日 04:18
 (月)11月22日 09:19
0.37
0.94
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速12.7km(時速約4万6000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年11月21日火曜日

小惑星 2017 WB1 が地球に接近・通過


小惑星〝2017 WB1〟が11月21日未明に地球に接近しました。

この小惑星は11月19日に発見されたもので、アポロ群に分類され、直径は 8~17m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 WB18~17 (地球)11月21日 03:08
 (月)11月21日 04:35
1.98
2.85
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は遅く、秒速9.4km(時速約3万4000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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太陽系外から飛来した天体は長さ400m超の棒状、暗赤色の金属質


ESO(欧州宇宙機関)の11月20日付報道発表です ――

10月19日に発見され、当初は彗星に分類されていた天体は、その後の軌道計算の結果、太陽系外から飛来した恒星間小惑星であることが判明し、1I/2017 U1(`Oumuamua)と命名されました。

ESOがチリに設置している VLT(超大型望遠鏡)などを動員して観測した結果、この天体は長さが幅の約10倍ある棒状(葉巻形)で、少なくとも400mの長さがあり、表面は屋外に設置されているソーラー・パネルのような暗赤色をしていること、密度が高く、おそらく岩石質で金属の含有量が多いこと、などがわかりました。

暫定的な軌道計算では、この天体はこと座の1等星・ベガの方向から飛来。しかし、この天体が30万年前にベガの付近にあったときには、ベガはその近くにはなかったとのことです:

IAU(国際天文学連合)の Minor Planet Center が11月6日付で発表した〝MPEC 2017-V17 : NEW DESIGNATION SCHEME FOR INTERSTELLAR OBJECTS〟によると、「`Oumuamua」はハワイ語で「第1の」とか「先行して」という意味があり、この天体が遙かな過去から我々の元に到来した scout(斥候、偵察者)あるいは messenger(使者)のようなものと考えられることに由来しているとのことです:
The name, which was chosen by the Pan-STARRS team, is of Hawaiian origin and reflects the way this object is like a scout or messenger sent from the distant past to reach out to us (ʻou means reach out for, and mua, with the second mua placing emphasis, means first, in advance of).

アーサー・C・クラークの小説「宇宙のランデヴー」を思い出しました。以下は Wikipedia に載っているあらすじの一部です ――
西暦2130年、宇宙監視計画スペースガードが謎の物体を発見した。ラーマと名付けられた物体は当初小惑星だと思われていたが、宇宙探査機によって送られた映像に写っていたものは、円筒型をした疑いようもない人工の建造物だった。

(中略)

ラーマは、なんらかのエラーから太陽に突入する軌道を取ったように思われたが、太陽に接近した上で恒星間飛行で失った物資を補給し、次なる地を目指して謎を残したまま太陽系を去っていった。ラーマの太陽系への接近は、計算された中継であったと、人類は理解した。

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