2016年2月11日木曜日

えびの高原硫黄山で火山性微動と傾斜変動、火山性地震も増加 (続報-4)


2月10日、えびの高原の硫黄山(地図)で、火山性微動とそれに伴う傾斜変動(硫黄山の北西方向が隆起)が観測されました。1回目の微動は午前4時57分ごろで継続時間約2分、2回目は午後2時43分ごろで継続時間約40秒でした。火山性地震も4回(午後6時まで)観測されています:

硫黄山では2月7日と8日にも火山性微動が発生しています。

「火山性微動の頻度が増しており、地下の浅いところの活動が高まってきている印象がある」「火山性微動の回数がさらに増えたり、より大きな振幅の微動が観測されたりするなどした場合には、火口周辺警報の発表なども考えていく必要」(現地調査をおこなった福岡管区気象台の技術専門官):


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