2017年9月24日日曜日

電線から火花 ― 東海地方、東北地方


9月20日午後6時ごろから、静岡・岐阜・愛知・三重4県で、電線から火花が発生が出ているとの通報が相次ぎました。中部電力によると4県で約200件:

9月20日午後5時ごろから、宮城県内の各地で、電線から火花が散っているのが目撃されました。東北電力によると、宮城県内5市の48ヶ所:

原因は、17日から18日にかけて通過した台風18号の強風によって、塩分や不純物が電線に付着して絶縁性が低下、そこに20日になって雨が降ったことによってショートが発生したとみられています。

いささかこじつけ気味ですが、以下の「関連記事」に見られる過去の事例では ――
  • 2009年10月17日静岡県中部・西部 → 2ヵ月後の12月17日から18日にかけて、伊豆半島東方沖で M5.0 と M5.1 が発生、ともに最大震度5弱を記録。

  • 2015年10月19日から20日にかけて宮城県仙台市と周辺 → 10月21日に福島県沖 M5.3、11月1日に青森県東方沖(浦河沖)で M5.2 が発生。

  • 2016年1月28日から29日にかけて熊本県のほぼ全域や福岡県 → 約2ヵ月半後の4月14日夜に M6.5、4月16日未明に M7.3 が発生、ともに最大震度7を記録(熊本地震)。

特に熊本県と福岡県の事例は、台風ではなく寒波が原因とされ、さらに電線からの火花だけではなく、火災報知器の誤作動が多発(76件)しているのが特徴です。


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2017年9月22日金曜日

小惑星探査機 OSIRIS-REx が地球接近


小惑星  Bennu(1999 RQ36)の調査と岩石採取を目的として2016年9月に打ち上げられた NASA の探査機 OSIRIS-REx が、地球の重力を利用して加速するために9月22日から23日にかけて地球のそばを通過します。地球に最も近づくのは南極大陸上空の高度1万7200kmで、9月23日午前1時52分ごろです。JAXAによると「日本から観測できそうな時間帯は、その直前の9月22日の22時から23時くらいです。このときに、東京から見ると高度(地平線からの角度)が30度くらいになります。地球からの距離は8万kmくらいです」とのこと:

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2017年9月21日木曜日

マントル掘削への第一歩


「掘るぞ、掘るぞ」とかけ声ばかりでなかなか着手されていなかったマントルへの掘削がようやく始まります。実際に掘り始める前に地球深部探査船「ちきゅう」が老朽化して廃船になってしまうのではないかと危ぶんでいました。今回は掘削場所を選ぶための調査で、まだ「ちきゅう」の出番ではないようですが、とにかく一歩前進です。「掘削候補点は地殻の年代、水深やモホ面温度等の諸条件から、コスタリカ沖、ハワイ沖、メキシコ沖の3ヶ所」、「ハワイ沖はモホ面の推定温度が最も低いため掘削への負担が小さく、港からの距離も近いために、現在までのところマントル掘削実施場所として最も有望」:

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小惑星 2017 SQ2 が地球に接近していた


9月18日に発見されたアポロ型小惑星〝2017 SQ2〟が、発見前の9月15日に地球に接近していたことがわかりました。

この小惑星の直径はかなり大きく 19~41m と推定されています。この大きさの小惑星が接近前に発見されなかったのは珍しいと思います。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SQ219~41 (地球)9月15日 01:19
 (月)9月15日 05:09
0.52
1.35
(1LD=地球から月までの平均距離) 

地球と月への接近時刻には、それぞれ±6分、±5分の誤差が見込まれています。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速10.1km(時速約3万6000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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小惑星 2017 RN16 が地球に接近していた


9月15日に発見されたアポロ型小惑星〝2017 RN16〟が、発見前の9月11日に地球に接近していたことがわかりました。

この小惑星の直径は 4~9m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 RN164~9 (地球)9月11日 07:18
 (月)9月11日 13:08
1.30
2.04
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速8.3km(時速約3万km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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小惑星 2017 SR2 が地球に接近・通過


9月21日早朝、アポロ型小惑星〝2017 SR2〟が地球に接近・通過しました。

この小惑星は9月20日に発見されたもので、直径は 5~11m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SR25~11 (地球)9月21日 05:29
 (月)9月21日 11:53
0.24
1.02
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速10.5km(時速約3万8000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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小惑星 2017 SM2 が地球に接近・通過


9月20日午後、アポロ型小惑星〝2017 SM2〟が地球に接近・通過しました。

この小惑星は9月17日に発見されたもので、直径は 9~20m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SM29~20 (地球)9月20日 16:34
 (月)9月21日 03:29
0.81
0.83
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速8.5km(時速約3万1000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年9月20日水曜日

米国ユタ州の「地震」 ― 弾道ミサイル爆破が原因


9月19日昼過ぎ(現地時間)、米国ユタ州北部で轟音をともなった地面の揺れがあり、報道機関などに問い合わせが殺到しました。USGS(米国地質調査所)は地震の発生を否定。報道機関が多数の関連機関に問い合わせをした結果、空軍が Utah Test and Training Range(地図)で、弾道ミサイルの爆破処理をおこなったことが原因と判明しました。爆破されたのはトライデント I (潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM))の3段目ロケットエンジン(固体燃料)とのこと:

空軍では、風速や風向、その他の大気の状態を考慮して、周辺に及ぼす音響レベルが許容範囲内になると予測される場合に爆破作業をしているが、この時期の大気上層の気象条件は変化が大きく、予測が不正確になることもあるとしています。前日にも同様の爆破処理をしたが問題は生じなかったとのこと。

5月30日に出された爆破処理に関する空軍の告知:

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近畿圏中心領域大型地震 (続報-175)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月19日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 前兆継続中、地震発生は11月初旬?:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
現段階では 11月3日± の可能性が示唆される。
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県愛知県長野県西部、静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度、火山に近い領域の可能性がある。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地殻内地震
 

▼ 現状
  • これまで継続していた前兆が引き続き継続出現している。

▼ 考察
  • 2008年7月初旬から9年2ヵ月以上にわたって前兆が継続。これまで最長の前兆継続期間は3年3ヵ月。

  • 現在は第24ステージと認識。

  • 前回の更新情報では「9月21日±2日(9月16日± に前兆が終息することが条件)」としていたが、現時点でも前兆が継続出現しているため、少なくとも 9月22日± の可能性はなくなった → これまでの前兆関係(初現~極大、極大~終息、など)の認識に誤りがあった。

  • あらためて前兆関係を見直した結果、11月3日± の可能性が示唆される。

  • 9月29日± の可能性も若干あるが、8月10日極大に対する前兆終息が認められないため、11月3日± の方が考えやすい。

  • 9月末近くに前兆が終息した場合には今月末(9月29日±)地震発生の可能性が出てくる。10月上旬以降まで前兆が継続した場合には、10月以降に地震発生となる可能性が高くなる。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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2017年9月19日火曜日

謎の大津波と海底地滑り


1512年の永正(えいしょう)津波はこれまで「謎の大津浪」とされていましたが、海底の地滑りが原因で起きた可能性が高いとの研究結果:

Google Map で地滑りの痕跡ではないかと思われる海底地形を見ることができます。記事によると、地滑りの現場は「徳島県南部の宍喰地区(地図、同県海陽町)の24キロ沖」にある「幅約6キロ、高さ約400メートルの崖」とのこと。以下の地図をご覧ください。宍喰からの距離と幅が記事の記載と一致している崖があります。崖の下には崩落した土砂が堆積しているように見えます:

永正の津波については以下を参照してください:

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中国が長白山周辺への立ち入りを制限


中国・吉林省北東部にある長白山自然保護区(Changbaishan National Nature Reserve、地図)の一部地区への一般の立ち入りが禁止されました。当局が9月14日に微博(中国版Twitter)で発表したもので、閉鎖されるのは同保護区のうち長白山南部観光地区(southern tourist zone of Changbai Mountain)です。長白山は中国と北朝鮮の国境にそびえる活火山で、北朝鮮や韓国では白頭山と呼ばれており、北朝鮮の地下核実験場からは約110kmの距離にあります:

微博に発表された当局のメッセージの要旨は以下のとおりです:
旅行者の安全と利便性のために一時的に長白山の南部観光地区を閉鎖しています。当局は当該地区の安全性を徹底的に調べています。閉鎖は、潜在的な危険性がなくなるまで継続します。

上記の記事によると、長白山自然保護区では落石が問題となっていたものの、北部と西部の観光地区への立ち入りは制限されていないとのこと。当局は上記メッセージに対するリプライをブロックしていますが、落石の原因は北朝鮮の核実験が原因だとする憶測が広がっているようです。


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コノシロの大群が押し寄せる ― 福岡県福岡市


博多湾に流れ込む川の河口付近にコノシロの大群が押し寄せています。福岡県福岡市東区の人工島・アイランドシティ(地図)に近い地点。「コノシロは、博多湾にも数多く生息しているものの、海をよく知る釣り人でも見たことがないというこの現象」、「エサとなるプランクトンを追って河口付近に大量に集まった可能性」、「例年より海水温が高いため、比較的水温の低い河口付近に集まったとも考えられる」:

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2017年9月18日月曜日

99年ぶり


大相撲秋場所は3横綱2大関が休場する異常事態です。3横綱2大関が休場するのは1918年夏場所以来、99年ぶりだそうです。

力士の四股は「地を踏み鎮めるという宗教的意味をもつ。日本各地の祭礼で行う民俗相撲では、力士の四股によって大地の邪悪な霊を踏み鎮め(以下略)」(百科事典マイペディア)と言われています。横綱や大関の四股に地震を抑える効果があるとすれば、99年ぶりの異常事態は地震の増加に繋がるかも知れません(grin)。

99年前はどうだったのでしょうか。1918年以降、固有名が付けられることになる大地震がいくつも起き、関東地方の大地震・大震災へとつながっていきます:
  • 1918年9月 ウルップ島沖 M8.0 同島で高さ6~12mの津波。静岡県沼津市でも揺れを感じる。
  • 1918年11月 『大町地震』(長野県北部) M6.1+M6.5
  • 1921年12月 『竜ヶ崎地震』(茨城県南部) M7.0
  • 1922年4月 『浦賀水道地震』(千葉県西岸) M6.8
  • 1922年12月 『島原(千々石湾)地震』(橘湾) M6.9+M6.5
  • 1923年9月 『関東地震/関東大震災』(神奈川県西部)  M7.9
  • 1924年1月 『丹沢地震』(神奈川県西部) M7.3

参考までに ―― 1918年はどういう年だったのか。ソビエト政権(前年の10月革命で成立)がロシア皇帝だったニコライ2世を処刑。ドイツは皇帝が退位して共和国に。日本はロシア革命に武力干渉するために欧米各国とともにシベリア出兵。第一次世界大戦が終わり日本は戦勝国に、といった年でした。


吉備高原は高レベル放射性廃棄物の最終処分地に最適?


岡山県の吉備高原(地図)は地震や火山などの災害リスクが低く、首都を移転するのに最適なのだそうです。「吉備高原の地下構造がほかの地域に比べて固く安定している可能性が判明」、「高原の周辺には活断層が少なく直下型地震のリスクが小さい」、「数千万年前に西日本がユーラシア大陸からはがれてから現在まで、安定した陸の塊として高原が残っている」:

研究者の言っていることが本当なら、10万年間は保存しなければならない高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地としても最適ということですよね。


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オーロラと銀河とスティーブ


カナダ・アルバータ州の Kakwa(地図)というところで、9月15日に撮影された写真です。最近話題になっている新現象・スティーブと、緑色の杭が並んだような「柵」が写っています。撮影者によると、北の空でのオーロラの活動が一段落した後、南の地平線上に出現し、30分間以上見えていたとのことです:

スティーブについては以下の記事を参照してください。動画には、今回出現したものに似た緑色の「柵」も写っています:

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小惑星 2017 RJ2 が地球に接近・通過


9月16日朝、アポロ型小惑星〝2017 RJ2〟が地球に接近・通過しました。

この小惑星は9月12日に発見されたもので、直径は 9~19m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 RJ29~19 (地球)9月16日 07:29
 (月)9月16日 13:05
1.43
2.01
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速15.9km(時速約5万7000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年9月15日金曜日

秋田駒ヶ岳で火山性地震急増 (続報)


秋田駒ヶ岳(地図)で9月14日に急増した火山性地震は227回(速報値)に達しましたが、同日15時以降は少ない状態になっています。15日に現地調査がおこなわれましたが、地熱や噴気などに大きな変化はなかった、とのことです:

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天皇海山列の沈み込みと火山、付加体・浅海層と恐竜化石


9月14日、JAMSTEC(海洋研究開発機構)と産総研(産業技術総合研究所)が研究成果を発表しました。

JAMSTEC ―― 「太平洋プレートと共に沈み込んだ天皇海山列延長部分の熱的、化学的影響により、通常では火山活動が起こりえない海溝に近い場所で、多様かつ特殊な組成を示す火山活動が起こった」、「日本列島でも予期しない場所で火山活動が起こる可能性がある」:

産総研 ―― 「鳥羽地域では主にジュラ紀~白亜紀(約2億~7千万年前)に、海溝域で形成された付加体と、より陸側の海底で付加体の上に薄く堆積した浅海層が、陸上で帯状に分布していることが確認された」:

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2017年9月14日木曜日

秋田駒ヶ岳で火山性地震急増


9月14日、秋田駒ヶ岳(地図)で火山性地震が急増し、08時から16時までに225回(速報値)を数えました。震源は男女岳(おなめだけ、地図)の北西約1km 付近の深さ約1~3km で、最大規模は09時44分発生のM1.2(暫定値)。地殻変動、噴気などに変化なし。火山性微動は観測されず:

「秋田駒ヶ岳では、これまでにも火山性地震が一時的に増加することがあり、2003年6月9日の観測開始以降日別地震回数の最多は2003年6月10日の75回でしたが、今回は最多の地震回数」とのこと。

9月8日に秋田県内陸南部を震源とするM5.3、深さ10km、最大震度5強の地震が発生して以来、同地域を震源とする有感地震が現在までに38回発生していますが、何か関係があるのでしょうか。


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川でイワシが大量死 ― 愛知県名古屋市


9月13日、愛知県名古屋市内を流れる堀川(地図)で、河口付近から約6kmにわたって、体長約10cmのマイワシ約1万4000匹が死んでいるのが見つかりました。「ボラやコノシロは川を上ってくるが、イワシは記憶になく、珍しい」(名古屋市環境局)、「12日午前に激しい雨が降ったため、川底のヘドロが巻き上げられ、イワシが酸欠になって死んだとみられている」:

イワシが川を遡る現象は、関東大震災(1923年9月1日)や阪神淡路大震災(1995年1月17日)の前に目撃されています。

前者については、「朝の通学の電車の中から川一面にイワシが腹を上にして浮いているのをみました(地震の50日前、横浜)」、「家の裏側を流れる大岡川に大量の魚(イワシ)が海から遡上してきたのを見た。同時に死んだ魚がかなり浮き上がっていた(20日前、横浜)」、「8月30日頃からイワシが川を上り始め、皆がざるですくっていました。他にもスズキ・オボコなども川に浮いていた(2日前、横浜)」、「ある朝騒がしいので行ってみると、川(運河)に沢山のイワシが上がってきてアップアップしていた(横浜石川町)」などなど(以上、力武常次著、東京大学出版会『地震前兆現象 予知のためのデータ・ベース』から)。

後者については、地震の約2ヵ月前(11月19日)に西宮市で以下のような目撃がありました(弘原海清著、東京出版『阪神淡路大震災 前兆証言1519!』から):
夙川をイワシがさかのぼりました。この時カメラがなかったので写せませんでしたが、河口から2百メートルくらいの所に百匹以上の魚の大群がいたので、観察すると20センチぐらいのイワシの集団でした。落ちアユの間違いかも知れないとよく見ましたが、背が青で腹が銀色です。しかも側線ははっきりしていません。また、ここには見間違うオイカワの大群はいません。イワシの集団は2つに分かれていました。

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2017年9月13日水曜日

鹿児島湾の地震、政府が注意喚起


「7月に最大震度5強の地震が起きた鹿児島湾周辺について、政府の地震調査委員会は11日、活発な地震活動が続いているとして警戒を呼びかけた」、「1889年に熊本市で被害が出た地震の4年後の1893年、鹿児島湾に面する薩摩半島付近で地震が急増。翌年にかけ、M5・3、M6・3の地震が続けて起きた」:

上掲記事の元になったと思われるのが以下の資料です。全29ページですが、26ページ目に「1893、1894年の薩摩の地震とその前後の状況」というタイトルの資料があります:

以下は上記ページからの抜粋です:
中央気象台地震報告(顕著地震概況)における記述

○1893年9月7日
  • 給黎郡知覧村近傍で烈震、局部における震動猛烈。被害の大きな割に揺れの範囲は狭い。
  • 知覧村での震動は北西-南東方向で、非常に急激な上下動を伴い、給黎郡役所では土瓶の蓋が飛びだした。
  • 給黎郡役所では、本震後、数時間は殆ど間断なく揺れ続けたため地震回数を観測できなかった。
  • 震動の性質や被害状況から、この地震の原因は断層に伴う地層の変位に起因すること明らか
○1894年1月4日
  • 鹿児島測候所では、昨年9月の地震より強い震動を感じた。
  • 昨年9月の地震と性質を異にし、局部における震動は猛烈ではないが揺れの範囲ははるかに広く、震動時間もやや長い。

地震の原因について弾性反発説が提唱されたのは20世紀になってからで、それにもとづく断層地震説が実証されたのはさらに後のことですから、当時の中央気象台が「地震の原因は断層に伴う地層の変位に起因すること明らか」と断言しているのは注目に値します。


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30年ごとに「卵」を産む崖


中国・貴州省内の黔南プイ族ミャオ族自治州(地図)にある幅20m、高さ6mほどの崖。地質学者によれば、5億年前のカンブリア紀に形成された堆積岩で、ありふれた石灰岩質とのこと。表面がつるつるの「卵」がたくさん埋まっています。なぜ、そのような「卵」が形成されたのかはわかっていないようです。周囲の風化によって、「卵」はときどき(30年に1度くらい)自然に転がり落ちるようで、幸運をもたらすとして家に持ち帰る人もいるそうです:

「卵」は、何らかの化石を含んだノジュール(団塊)のようにも見えるのですがどうでしょうか:

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「すごい彩雲」と幻日、「怪しい夕焼け」 ― 沖縄県


9月10日17時すぎ、沖縄県名護市付近の西の空に現れた彩雲。少し離れたところには幻日も。気象庁気象研究所研究官で雲研究者の荒木健太郎氏が撮影:

こちらは、9月12日に、沖縄県うるま市と那覇市で撮影された「怪しくも鮮やかな夕焼け」。台風接近の前触れとのことです:

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有明海にイルカの群れ ― 佐賀県佐賀市


9月10日、佐賀県佐賀市の佐賀空港(地図)の沖合で、20~30頭のイルカの群れが目撃・撮影されました。「長年有明海で漁をしているがイルカを見たのは初め」(漁師歴50年以上)、「佐賀市沖でイルカを見かけるのは大変珍しい」(佐賀県有明水産振興センター):

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2017年9月12日火曜日

キッコウチクが開花 ― 静岡県伊東市


静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園(地図)で、キッコウチク4本が花をつけています。「1966年に京都市下京区で部分開花が記録されて以来2例目の珍事」、「国内では一九六六年に京都市下京区で一本だけ開花が見つかって以来、五十一年ぶり」:

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2017年9月11日月曜日

空が光った ― メキシコの地震 (続報)


9月9日付「空が光った ― メキシコの地震」の続報です。

もう一つ動画を紹介します。〝mientras ocurría el sismo〟(while the earthquake occurred)と書かれているので、揺れている最中の発光現象だと思われます。地上が光源になっているものもあるようです:

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北京近郊で人工地震多発


原因は何なのでしょうか。記事のタイトルを見た時は地下鉄工事ではと思ったのですが、「北京地震局は沈下、陥没などによる振動であり、自然地震ではないという」:

ソースが『大紀元』なのがちょっとアレですが・・・


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小惑星 2012 TC4 が地球衝突コースに (続報-6)


小惑星 2012 TC4 の接近予報が9月5日付で更新されています。接近時刻に変更はありませんが、〝minimum〟の接近距離が 0.130LD になりました(前回は 0.129LD):

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2012 TC412~27

10月12日 14:42
±00:01
 0.130 (mimimum)
 0.130 (nominal)
 0.131 (maximum)
(1LD=地球から月までの平均距離) 

接近距離をキロメートルで表すと、それぞれ 49943(前回 49768)、50171(50141)、50398(50515)となります。〝maximun〟と〝minimum〟の差が、前回の747kmから今回は455kmとなり、範囲が狭まりました。

これらの距離は地球の中心から測ったものですから、地表からの距離は地球の半径約6400kmを差し引く必要があります。すると〝minimum〟の場合で約43500kmですから、2012 TC4 は気象衛星「ひまわり」などの静止衛星の軌道(地表から約3万6000km)よりも遠いところを通過することがわかります。

2012 TC4 が地球に最も近づくときの地球との相対速度は秒速7.65km(時速約2万7500km、マッハ22.5)と予報されています。

比較のためにこれまでの予報も記載しておきます:

前回
小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2012 TC412~27

10月12日 14:42
±00:01
 0.129 (mimimum)
 0.130 (nominal)
 0.131 (maximum)

前々回
小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2012 TC412~27

10月12日 16:30
±02:03
 0.0343 (mimimum)
 0.232 (nominal)
 0.639 (maximum)

前々々回
小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2012 TC412~27

10月12日 15:07
±02:51
 0.0343 (mimimum)
 0.153 (nominal)
 0.717 (maximum)

前々々々回
小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2012 TC412~27

10月12日 12:29
±05:34
 0.034 (mimimum)
 0.037 (nominal)
 1.13   (maximum)
(1LD=地球から月までの平均距離) 


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2017年9月10日日曜日

天宮1号が落ちてくる (続報-3)


天宮1号が落ちてくる (続報-2)」の続報です。

制御不能となっている中国初の宇宙ステーション(軌道上実験モジュール、宇宙実験室)「天宮1号」(重さ約8.5トン)の軌道高度が、予想よりも早く 320kmを割り込みました。8月半ばごろから高度の低下率が大きくなり、ここ数日はさら大きくなっています。太陽風の影響があるのかも知れません:

天宮1号の現在の位置は以下で見ることができます:

国際宇宙ステーション(ISS)の軌道高度は 405km前後です。必要に応じてロケットを噴射して高度を維持しています。


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さよならカッシーニ、土星大気圏突入へ


NASAの土星探査機カッシーニが、あと5日ほどで土星大気圏に突入しミッションを終了します。カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星に到着。それ以来13年にわたって土星やその多数の衛星を観測してきました。土星到達直後には、本体から分離した小型の探査機ホイヘンスを土星最大の衛星タイタンに着陸させることに成功しています。

カッシーニを土星大気圏に突入させるのは、軌道変更や姿勢制御用の燃料が尽きて制御不能になる前に探査機を「処分」するためです。制御不能となったカッシーニが土星の周回軌道上に放置された場合、いずれは衛星に衝突する可能性があります。土星には多数の衛星がありますが、その中には生命が存在する可能性が指摘されているものが複数あります。カッシーニの機体には地球由来の微生物や有機物が付着している可能性があり、また、搭載している3基の原子力電池は放射性同位元素を利用しています。それらによって衛星の環境が汚染されないようにするのが、土星大気圏突入の目的です。

以下はNASAが発表しているスケジュールです:

カッシーニ最後の日(9月15日)の予定を抜粋してテキトー訳します(時刻は日本時間に変換、括弧内は信号が地球に届く時刻)――
  • 04:58 最後の写真撮影

  • 05:22(06:45) アンテナを地球に向け、記憶装置内データの最終送信(最後の写真を含む)

  • 16:14(17:37) 土星の大気を採取するために姿勢を変更、システムの設定をリアルタイム・データ送信モードに変更(3.4キロバイト/秒)、送信開始

  • 19:31(20:54) 大気圏突入開始、ロケット・エンジンは最大推力の10%で噴射

  • 19:32(20:55) ロケット・エンジンは最大推力100%で噴射、高利得アンテナの向きが地球から逸れ始め、通信途絶

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2017年9月9日土曜日

X-37B 5回目の打ち上げ


9月7日23時00分(日本時間)、アメリカ空軍の無人スペース・プレーン X-37B が、カテゴリー5 の強力なハリケーン・イルマが接近する中、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。過去4回の打ち上げではロッキード・マーティン社が開発した空軍向け使い捨てロケット〝アトラスV〟が使用されていたのですが、今回はスペースX社の商業用再利用ロケット〝ファルコン9〟が使われ、同ロケットの1段目は予定地点に正確に着陸し回収されました:

X-37Bの目的については依然として機密のベールに包まれていますが、今回の打ち上げでは、空軍が少しですが積荷を明らかにしています ―― Air Force Research Laboratory Advanced Structurally Embedded Thermal Spreader payload to test experimental electronics and oscillating heat pipe technologies in the long duration space environment。

いくつかの小型人工衛星も相乗りしているとのことです。


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空が光った ― メキシコの地震


9月7日深夜(日本時間8日13:49)にメキシコ・チアパス州南岸沖で発生した M8.1、深さ約70kmの地震(震央地図)では、地震発光とみられる現象が多くの人によって目撃・撮影されています。地上の電気設備の損傷(事例動画)や雷による発光も含まれている可能性がありますが、撮影者のかなり近くの上空が光っても、雷鳴は聞こえていないようです。地震の前あるいは揺れている最中に空が光ったとする報告もみられますが、大勢は地震の後となっています:

4番目の動画は、兵舎のような建物群と教会(?)を見下ろす固定カメラの映像です。2分8秒目で警報音が聞こえ始め、3分13秒あたりで兵舎の屋根が青白く光ります。4分14秒目には画面左の教会のライトアップが消えますが、完全な停電ではないようです。


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焼岳で再び空振をともなう火山性地震 (補足)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏による8月20日付の更新情報(PDF形式)には次のような記述がありました:
7/11極大認識のN型火山前兆も、複数日出現の対応して(原文のまま)、焼岳地震活動+噴気のみでは、前兆に対する活動が小さい様に思いますが、L型火山前兆初現~N型火山前兆の関係を通常の地震前兆経験則に当てはめますと、9/9± が計算されます。火山前兆で通常地震前兆経験則が適用された例は過去にはありませんので、あくまでも参考です。

詳しくは以下を参照してください:

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焼岳で再び空振をともなう火山性地震


気象庁が9月8日に発表した「平成29年 No.36 週間火山概況 (9月1日~9月7日)」によると、9月4日早朝、焼岳(地図)で空振をともなう火山性地震が発生したとのことです。8月10日に発生したものに比べると、規模は小さかったようです。一方、「8月29日から9月1日にかけて実施した現地調査では(中略)北峰南斜面と焼岳展望台での噴気の温度が前回の観測(2016年7月)と比べてやや上昇していました」とのこと。

焼岳は写り込んでいませんが ・・・

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2017年9月7日木曜日

スルメとヘビが原因の停電 ― 石川県金沢市、加賀市


9月6日午前、石川県で停電が相次ぎました。朝7時前、金沢市(地図)で停電が発生。原因は、鳥が落としていったとみられるスルメが電気設備に接触したため。午前3時前からは加賀市(地図)でも停電が発生。こちらは電柱にヘビが登って挟まったため。「暑さがひと段落した今の時期はヘビの活動が活発になる」(いしかわ動物園):

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2017年9月6日水曜日

遠州灘に大型のサメ出没 ― 静岡県磐田市、湖西市


9月3日、静岡県磐田市の太田川河口(地図)の沖合で、男性がサメとみられる魚に足をかまれ重傷を負いました。翌4日には、同県湖西市の国道1号浜名バイパス大倉戸インターチェンジ付近(地図)でサメの背びれが見えたとの通報がありました:

黒潮の大蛇行が影響しているのでしょうか。「黒潮の分岐流が流入した遠州灘に、外洋性の大型サメが近づいたのでは」:

関係ないとは思いますが、9月4日には静岡県中部を震源とする M3.5、深さ10km、最大震度1の地震が発生しています。前回、静岡県中部で有感地震が発生したのは約5ヵ月前の3月30日です。


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2017年9月5日火曜日

えびの高原硫黄山で有感の火山性地震と傾斜変動


9月5日13時29分に、えびの高原硫黄山(地図)付近を震源とする有感の火山性地震が発生し、傾斜変動も観測されました。火山性地震は14時までに50回(速報値)発生し、その後は減少しています。1日の地震回数が50回を超えたのは昨年12月12日以来とのこと:

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2017年9月4日月曜日

イエローストーンの群発地震続く (続報-2)


7月27日付「イエローストーンの群発地震続く (続報)」の続報です。

米国地質調査所(USGS)のイエローストーン火山観測所が、9月1日付で8月分の月報を出しています。ウェスト・イエローストーン北方の群発地震は、7月に地震数が減少していたのですが、8月には増加に転じました:

以下は月報のまとめです:
  • 2017年8月にイエローストーン国立公園内で発生した地震は1029件。

  • 最大規模の地震は8月20日に発生した M3.3 の有感地震。この地震は6月12日からモンタナ州ウェスト・イエローストーンの北で続いている群発地震の一部。

  • モンタナ州ウェスト・イエローストーンの北で続いている活発な群発地震の件数は、6月は1028件、7月は475件、8月は894件。8月の内訳は、M3クラスが5件、M2クラスが69件。6月12日以降でみると、M4.4を筆頭に、M3クラスが12件、M2クラスが181件。これ以外に、規模が小さすぎたり、別の地震と重なって発生したりして震源を特定できなかった地震が数千件ある。

  • 上記以外に2つの小規模な群発地震が発生した:

    • ワイオミング州オールド・フェイスフルの北北東で、8月14日から18日にかけて発生した34件。最大は8月14日に発生した M2.7。

    • ワイオミング州ウェスト・サムの南で、8月19日から20日にかけて発生した22件。最大は8月19日に発生した M1.9。

  • 現在のイエローストーンの地震活動は、通常と比べて高いレベルにある。

  • 8月のイエローストーン・カルデラ内の地殻変動は小さかった。ノリス間欠泉盆地近傍を中心とするカルデラ北部の隆起は、1ヵ月あたり数ミリメートルの低い水準を継続している。現在の地殻変動パターンは、これまでの観測記録の変動範囲内にとどまっている。

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カロリン海山はかつて島だった


中国の調査船「科学号」(Kexue)が8月7日から29日にかけて西太平洋のカロリン海山で調査をおこない、同海山がかつては海面上に頂部が出ていた島であったことを示す証拠を見つけた、とのことです:

証拠とは ――
  • 水深600mから山頂までの間に複数の海蝕洞を確認 「海蝕洞は波の衝撃により形成されたものであり、つまりこの海山が以前は水面上に浮かぶ島で、プレート活動によって沈み海山になったということだ」

  • 水深600mから山頂の間に、近海にしか見られないサンゴ礁があり、石化していた 「海山が、島が沈むことで形成されたことをさらに裏付けている」

カロリン海山の位置ですが、よくわかりません。記事には、「西太平洋」、「part of the Caroline Ridge」(カロリン海嶺の一部)、「south of the Mariana Trench」(マリアナ海溝の南)と書かれているので、カロリン海山群(Caroline Seamounts、地図)の一部だと思われるのですが、記事には、以下の様に海溝に近い位置にあるのではないかと思わせる記述もあります:
It is believed that seamounts are rich in biological diversity, but scientists saw few creatures in the west side the Caroline Seamount.
(海山は生物学的多様性に富むと考えられているが、カロリン海山の西側には少しの生物しか見られなかった。)

So there could be frequent landslips in the west side of the seamount, when two plates collide with each other, the scientists said.
(これは、2つのプレートが衝突することによって当該海山の西側斜面では頻繁に地滑りが起きているからかも知れない。)

近畿圏中心領域大型地震 (続報-174)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月3日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 以前の推定日であった 9月21日± の可能性の方が、前回の推定日9月8日± より考えやすい:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
現段階で考えられる可能性は 9月21日±2日
(9月16日± に前兆が終息することが条件、今後新たな極大の出現がなく、9月18日段階で前兆が継続している場合には、地震発生は10月以降になる。)
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域(大枠推定領域が前回よりも東側に広がり、西側の境界の一部がわずかに西に移動しています 岐阜県愛知県長野県西部静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度、火山に近い領域の可能性がある。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH02(八ヶ岳) 完全糸状特異が続いていたが、9月2日から微弱な変動が出現。前兆は減衰中。
  • CH17(八ヶ岳) 9月2日から3日にかけて、計14時間、正常基線を記録したが、糸状特異が継続中。
  • CH20(八ヶ岳) (記載なし、継続中?)
  • CH21(八ヶ岳) (記載なし、継続中?)
  • CH26(八ヶ岳) (記載なし、継続中?)
  • CH29(八ヶ岳) (記載なし、静穏)
  • A4(秋田観測点) (記載なし、継続中?)
  • K10(高知観測点) 9月2.6日を中心に特異前兆が短時間出現。

▼ 考察
  • 2008年7月初旬から9年2ヵ月以上にわたって前兆が継続。現在は第24ステージ。

  • 9月3日夕刻現在、前兆が継続。9月2.6日を中心に高知観測点のK10観測装置に特異前兆が短時間出現、極大と認識 → 9月8日± 地震発生の可能性は否定。

  • 前回の更新情報では「9月22日± よりも9月8日± の可能性の方が高い」としていたが、あらためて現在までの前兆動向を見直し、早い場合の可能性として9月21日±2日を算出。前兆終息の推定時期は9月16.5日± と算出。

  • 推定領域の東側限界を決めているのは新居浜100w局の検知限界。大枠推定領域では、少々考えにくいが、新居浜局の限界をはずした。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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2017年9月3日日曜日

北朝鮮の核実験と白頭山の噴火


今日(9月3日)12時30分ごろ、北朝鮮北東部で地下核実験がおこなわれました。白頭山(長白山)から約110kmの地点です。爆発の規模は日本の気象庁の発表では M6.1、米国地質調査所(USGS)の発表では M6.3 に相当するとされています。

以下は、今回の核実験前の8月23日に、世界有数の経済誌『フォーブス』のウェブサイトに掲載された記事です。投稿者は火山学者で科学ジャーナリストの Robin Andrew 博士(実験火山学)です:

記事の要点は ――
  • (記事が執筆された時点で)北朝鮮の最後の核実験は M5~5.6 に相当。この爆発によって生じた圧力波は確実に白頭山地下のマグマ溜まりに到達しているが、噴火を引きおこすほどではなかった。

  • 水素爆弾による M7.0 規模の爆発であれば、十分に噴火を引きおこし得る。

  • 西暦946年の噴火に匹敵する噴火が起きれば、気候変動を引きおこすほどではないものの、噴火の直接的な影響で数千人が死に、生き残った人々は農業生産の崩壊を見ることになる。すでに食糧不足に直面している国家にこのようなことが起きれば、前例のない大飢饉となり、あらゆる種類の混乱が生じるだろう。

白頭山については以下の『ナショナル ジオグラフィック』誌の記事も参照してください:

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