2016年8月9日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-108 補足)


8月6日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-108)」の補足です。

串田氏の最新の更新情報(8月4日16:00)では、「地震発生前後に近隣火山活発化、最大では噴火の可能性も否定困難。推定領域正しい場合は白山付近の可能性有」とされていました。

気象庁が8月8日に発表した「白山の火山活動解説資料(平成28年7月)」(PDF形式)では、白山(地図)の状況が以下のように記述されています(以下引用):
  • 火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません。噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)の予報事項に変更はありません。

  • 白峰遠望カメラ(白山山頂の西約12km)による観測では、山頂部に噴気は認められません。

  • 白山付近の地震活動は低調に経過し、火山性微動は観測されていません。

  • 今期間、白山付近に震源が決定された地震はありませんでした。

過去の白山の活動については以下を参照してください:

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