2016年6月24日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-103 補足)


6月23日、八ヶ岳南麓天文台の串田氏が予測している M7.8 ± 0.5 の地震の推定震央域内(地図)で M3.6、深さ約10km、最大震度1(いずれも速報値)が発生しました:

震央付近には濃尾断層帯や関ヶ原断層帯があります。前者は1891年(明治24年)に濃尾地震(M8.0、推定最大震度7)を起こした断層帯の一つです。濃尾地震は日本の内陸部で起こった最大の地震で、有感の範囲は、北は仙台から南は鹿児島まで。死者7273人、負傷者17175人、家屋全壊142177棟、山崩れ10224ヶ所など、大きな被害が出ました。

上の地図では、若狭湾に深発地震のマーク(青い丸)が1つついていますが、その後、深発地震がさらに2つ発生しています。愛知と岐阜の県境付近には2つの深発地震のマークがついていますが、その後、さらに3つの深発地震が発生しています。


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