2016年3月22日火曜日

【追記あり】 近畿圏中心領域大型地震 (続報-86)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が3月21日17:00付で更新情報を出しています。前兆が終息しないまま、3月25日±に地震発生となる可能性あり:

今回の更新情報のまとめです:
  • 残存している前兆

    • No.1778前兆 ― CH21(弱い特異状態)
    • No.2710前兆 ― A1(基線幅増大)、A4(断続的微弱な特異)、CH34(短時間の下ぶれ小ピークのみ出現) (Aで始まる観測装置は秋田観測点のもの)

  • 3月3日から、No.1778前兆とNo.2710前兆で基線から下向きの小ピークが同期して出現中(上向きのピークは流星や航空機による反射)。CH21は3月21日に小ピークの出現なし。17日か19日が最終ピークで、24日までに終息の可能性。CH34は3月21日にも小ピーク出現。

  • 一連の小ピークは主極大-副極大の関係にあるように見える。1番目と2番目のピークが主極大-副極大の関係、2番目と3番目のピークの関係では2番目が主極大、3番目が副極大、以下同様。

  • 一連の小ピークに、主極大と副極大の出現間隔から地震発生時期(または次の極大)を求める経験則(注)を適用すると、すべてが3月25日±を示す。

  • 以上の認識が正しいとすると前兆は3月25日まで継続する見込み → 前兆終息確認から発震時期を求める経験則は使えない。

  • No.1778前兆(第14ステージ)とNo.2710前兆が共に3月25日±を示しており、対応地震発生の可能性を否定できない。


推定時期 3月25日±1日

(1)前兆が3月25日まで継続出現する可能性あり。そのため、前兆終息で地震発生時期を計算、確認することができない。その一方で、3月25日±の発生を否定するような前兆は現れていないため、3月25日±を否定できない。

(2)3月27日までに地震発生がない場合は、3月25日±に次の極大が出現する可能性あり。その場合は地震発生はさらに先になる。

推定発生時刻 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の地図参照。
推定規模 M7.8±0.5
陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後)




[主極大~副極大]/[主極大~発生]=1/k
(kは3~4の範囲、平均は3.7)

今回の更新情報ではグラフの下に「3/7:1」との記述が複数ありますが、「3.7:1」の誤りと思われます。


関連記事