2014年9月9日火曜日

タブルブル山の噴火 ― パプア・ニューギニア


8月29日にパプア・ニューギニアのニューブリテン島にあるタブルブル山(Tavurvur、地図)が噴火しましたが、以下の記事には観光客が近距離から撮影した動画が掲載されています。噴火直後に上空に衝撃波が伝わっていく様子や、観光客が乗った船も衝撃波(空震)を浴びる様子(開始から25秒目付近)が記録されています:

以下の記事には、タブルブル山の噴火前と噴火後を比較した衛星写真が掲載されています。緑色だったニューブリテン島の森林が広範囲にわたって火山灰に覆われ茶色になっています:

この地域のプレート構造は非常に込み入っています。西に移動する太平洋プレートと北上するインド・オーストラリア・プレートの間の「引き離し作用」によってビスマルク海とソロモン海(地図)はともに拡大しつつあります。ニューブリテン島の南岸沿いにはニューブリテン海溝があり、ソロモン海の海底が沈み込んでいます。


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