2010年6月28日月曜日

地震の発生時刻で天気を占う

このブログの 6月23日付の記事 「庄内浜の観天望気」 で紹介した 『ズバリ! 天気予報』(テレビ朝日、1982) という本には、「地震の発生時刻で天気を占う簡単な公式」という節があります。以下に引用します:
不思議なことに地震の発生時刻は天気を教えてくれると言われています。地震の起きた月、日、時間を旧暦に直し、次の計算式に当てはめるのです。

<月 + 日 + 発生時間> ÷ 4

時間については、たとえば 6時 20分なら 6 として計算します。その結果割りきれれば、晴れというわけです。

どこの場所のいつの天気が占えるのか定かではありません ―― 震源地なのか揺れを感じた場所なのか。地震発生時の天気なのか、半日後や翌日の天気なのか。

上記の本には計算式の根拠が示されておらず、「的中率は定かではありませんが」との断り書きがあります。

ためしに、今朝 6時 3分に苫小牧沖で発生し、最大震度 4 を記録したマグニチュード 4.9 の地震で計算してみます。今日は 旧暦 5月 17日なので、
(5 + 17 + 6) ÷ 4 = 7 余り 0
割りきれたので 「晴れ」 という結果です。

気象庁の天気予報では、震源に近い胆振・日高地方の今日は 「晴れ 夜 くもり」、明日は 「くもり 所により 夜 雨」、最大震度 4 を記録した渡島・檜山地方の今日は 「晴れ 夜 くもり」、明日は 「くもり 夜 雨」 となっています。