2010年1月3日日曜日

年始の天体の位置関係

「惑星直列」など、天体の重力が地球上の地震の原因になると考えている人たちにとって、2010年の年始は緊張の連続のはずです:
1月 1日: 満月 ― 「満月トリガー」と称する危険日(?)です。
1月 2日: 午前 5時 33分、月が地球に最も近づきました。
1月 3日: 午前 9時、地球が近日点を通過。地球が太陽に最も近づきました。
1月 4日: 
1月 5日: 午前 1時、水星が内合。午後 5時、金星と水星が天球上で接近。つまり、地球―水星―太陽―金星がほぼ直線状に並びます。
地球との距離が近い月、金星、太陽の方が、はるか遠方にある木星などの巨大惑星より大きな重力的影響を地球に及ぼします。遠方の惑星が直線上に並んだときに、地震などの大災害が起きるぞと大騒ぎする人たちも、わりと頻繁に起きる身近な天体の配列には無頓着なようです。