2009年12月24日木曜日

伊豆半島の群発地震と地域限定法則

このブログの 12月 11日付記事「地域限定で地震活動に一定の法則」で、伊豆半島東方沖の地震には以下のような法則があるということを紹介しました:
伊豆半島東方沖: 地震の回数や活動の日数などが、伊豆半島にある「ひずみ計」で観測される地殻変動の値にほぼ比例する
上記記事を書いたときには、まだ伊豆半島の群発地震は始まっていませんでした。その後、群発地震が激化したころ、テレビの報道番組に静岡大学の小山真人教授(名前を示すテロップを見たのが一瞬だったので勘違いかも知れません)が出演して、概略次のように述べていました:
今回の地震では、事前に観測されていたひずみ計などの地殻変動の変化があまり大きくない。したがって、今回の地震はそれほど長く続かずに終息するだろう。火山噴火にいたる可能性も高くない。
まさに、上記の地域限定法則が使われているようです。現在までのところ、小山教授が語ったとおりに推移していることは、皆さんご存知のとおりです。