2009年6月16日火曜日

死亡危険指数

スイスのジュネーブを本拠とする国連・国際防災戦略UN/ISDR)が、国・地域別の自然災害による死亡危険指数(MRI: Mortality Risk Index)を発表しました:
MRI は、台風やサイクロン、地震、洪水、土砂崩れなどの自然災害によって死者が出る危険性を 0(Unknown exposure)から 10(Extreme)までの 11段階に指数化したものです。

発表された資料(pdf 形式)は以下にあります:
最も死亡危険指数の高い国は総合指数が 9(Major)で、中国、インド、インドネシア、バングラデシュ、ミャンマー(ビルマ)、コロンビアの 6ヵ国です。

日本は総合指数(Multi MRI)で 7(High: 高い)と評価されています。先進国の中では単独 1位です。地震による死者の絶対数が総合危険度を押し上げているようです。同じ危険度のグループには、台湾、ベトナム、コンゴ民主共和国(コンゴとは別)、バヌアツ、トルコ、ドミニカ共和国(ドミニカ国とは別)、エルサルバドル、エクアドル、アルジェリアなどが入っています。