2009年1月25日日曜日

鳥インフルエンザ

CCTV(China Central Television 中国中央電視台)のサイトが、中国北西部にある新彊ウイグル自治区の中心都市ウルムチで、31歳の女性が鳥インフルエンザのために死亡したと伝えています。中国国内で鳥インフルエンザのために死亡した人は、今年に入って4人目とのことです:
さらに、南西部にある貴州省で、29歳の男性が鳥インフルエンザのために危篤状態になっているとの報道もあります。中国国内では、今年に入って6人目の患者とのことです:
ネパールでは、鳥インフルエンザの患者が見つかったとの報道があり、パニックになりかけましたが、検査の結果、鳥インフルエンザではないとの結論がでたようです:
ネパールやインドでは、鳥インフルエンザに感染した鶏や、死亡した渡り鳥が発見されています:
カナダのバンクーバー近郊では、飼育している七面鳥が鳥インフルエンザに感染しているのが見つかっています:
人から人に感染する鳥インフルエンザが日本国内に入ってきたときに備えて、少なくとも2ヶ月間(最低限のカロリーで過ごせば3か月以上)は外出しなくても済むように食料品や日用品を準備していますが、冷凍庫の容量不足がネックになっています。それを補うためにフリーズドライやレトルトの食品を用意していますが、どうしても野菜が不足します。新鮮な野菜を備蓄するために、冷凍室の大きい冷蔵庫か、専用の冷凍庫を買おうかとも考えるのですが、長時間停電になると冷凍物は全滅です。そのリスクを回避するためには、フリーズドライやレトルトもある程度は必要なようです。野菜不足にそなえて、ビタミン剤やサプリメントを用意しました。

SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行したとき、香港では集合住宅の通気管や換気口を通じて感染が拡大した例があります。そのため、住宅の換気口に貼り付けるフィルターや、扉や窓の隙間をふさぐ粘着テープなどの材料も必要になるかも知れません。

外出しなくても済むようにどんなに準備をしていても、致命的な弱点が私にはあります。それは、地方で暮らしている親です。親が感染した(あるいは感染が疑われる)場合、感染するリスクが高い鉄道や飛行機を利用して看病に行くべきなのか、相当悩むと思います。さらに、自分が感染して死に瀕したとき、親兄弟に一目会いたいと願うのか、長距離移動による親兄弟の感染リスクを考えてあきらめるのか…。